雨が上がった木曜の昼に窓から
蝉もおとなしくなった夏の日の晩。
少年は家の縁側に座り、スイカをほおばっていた。
かじってはスイカのタネを庭に吐いていると、ときどきタネがうまく飛ばずに、自分の体に落ちたりしていた。
横に置いているかとり線香の香りと、月が明るい暑い夜、それと口いっぱいの西瓜。
少年はそれぞれを感じながら、明日はどんなことして遊ぼうか、と夜空を見上げた。
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